老後の安住地を考える

今一番行ってみたい地域は南紀や伊勢志摩の辺りです。将来はその地域の海岸沿いに移住したいなと思っていた時期もあったのですが、別荘として時々利用するだけならともかく高齢者が単身又は夫婦のみで定住するには負担が大きいと判断し、諦めました。病院やスーパーが遠く車が必須ですから…。ただ南紀や伊勢は気候が良く、住むには快適な地域だと思うので内陸の都市部に移住するという事も少し考えています。知人の遠縁の男性が定年後に信州の山奥の別荘で1人暮らしをしていたのですが、別荘近くの路上で心筋梗塞で倒れ一命はとりとめましたが結局山を下りて市街地にある高齢者向けマンションに入居し、そこで亡くなられました。マンションに落ち着くまでは保証人の問題等もあり色々と大変だったようです。そうした話を聞くと、やはり高齢になったら日常生活の場から徒歩で医療施設に通える環境が必須だろうなと思いますね。自然豊かな場所で他人に気兼ねせずに伸び伸びと暮らせる老後は誰もが持つ理想だとは思うのですが…。ただ、亡くなったその男性にとって別荘で過ごした時間はとても幸せで充実したものだったようなので、それがその人にとっては最良の選択だったんだろうなと思います。マンションに移っても別荘は手放さず、時々戻る事を楽しみにされていたようです。
老後はまだ先の話なのですが、今から色々と考えておかなければと思っています。そしてそれと同時に健康管理も大切です。このブログを読んで下さった皆様も、暑い日が続いていますのでどうかご自愛下さい。