白髪を許さない時代

今、街を歩いている中年以降の人々は、きっちり髪を染めていて殆ど白髪を見かけません。私自身も白髪がちらほら出てきているので時々染めていますが染髪料はあまり体に良くないと言われていますから目立つ白髪だけカットして染める回数を減らしています。ただ60代以降になると、白髪はそのままにしてヘアスタイルをきっちりまとめる事でお洒落なシニアという雰囲気に仕上げている人が多い様です。日本人は基本黒髪ですから白髪は特に目立つし老けた印象を与えるという事から高齢者になるまでは白髪は見せない!という常識が出来ているのかもしれません。そうした風潮が悪いとは言いませんが、若い世代も含めると少なくとも国民の半数近くが染髪していると思われますから、染髪時に出る汚水は凄い量になりそうです。そうした環境汚染も気になりますし一般的な染髪料の長期使用が体にどんな影響を与えるのかについても、やはり知っておきたいですね。欧米では禁止されているジアミン系の染料が使用されている製品も多いようですし。その点について企業は責任を持って定期的に調査分析を行ってその結果を公表して欲しいし、行政にもそれを推奨・監督して貰いたいですね。