「高齢者」という表現が・・。

先日、とある趣味の講座で60代後半の方とちょっと世間話をしたのですが、「お年寄り」「老人」「高齢者」と呼ばれるのが嫌で仕方ないと話してましたね。「老人」や「老年」は差別的な響きがあるから使って欲しくない、とも。「自分が若い頃は当然のように使ってた言葉だけど、いざ年を取って自分がそう呼ばれる立場になるとね・・」と。私はいわゆる中年と呼ばれる世代ですが、その気持ちはよく解ります。
では、どういった呼称なら不快ではないのかという話になり、「例えば『熟年』や『シニア』とかなら、それほど抵抗感はない。『シルバー』はイヤ」
最近は「老人」「お年寄り」よりも「高齢者」「ご高齢の人」という表現が一般的になってきていますが、「高齢者」という表現も、ちょっとイヤな響きがあるかもしれません。もっと「人生経験を重ねて来た」「熟成・熟練」という意味合いを感じさせる新たな呼称が生まれてくれればいいな・・と思いますが。