タイトル通り、危険な暑さの中での野球大会は選手に健康被害をもたらす可能性が高いので、開催時期を秋冬に変更するか、あるいは開催会場をドーム球場に変更し、直射日光をカットして温度調整が出来る環境で開催すべきだと思いますね。近年は真夏のグラウンドで熱中症で倒れて急死するといった痛ましいケースが多発して問題になっています。もし死亡者が出たら、誰が責任を取るんでしょうか？主催者や学校が遺族に訴えられる可能性は高いでしょう。「当時の気温の高さから考えて、熱中症によって体調を崩す可能性があることを認識していながら、選手に試合をさせていた・・」といった非難は免れないでしょう。死人が出てからでは遅いと思うのですが。「真夏の青空の下、伝統ある甲子園のグラウンドで爽やかにプレーする高校球児達！」みたいなテンプレの理想像にこだわって、現実的な判断が出来ないのでは・・と思ってしまいます。プロ野球ではなく高校野球の全国大会ですから、選手の健康に配慮した試合環境を最優先に考慮して開催時季や会場を決定すべきであり、盛夏の真昼の甲子園はどう考えても適切な環境ではありません。どうしても甲子園で開催したいのなら秋～冬季にすべきですし、夏季に開催したいのであればドーム球場で新たな高校野球の伝統を作るのもアリだと思いますが。甲子園がドーム球場に改装されるのであれば間題無かったのですが・・。夏季でも夕方以降なら甲子園でも間題ないのでは、という意見もよく見かけますが、近年の夏の気温は夕方以降も30℃近い状態が続く事が多いし、10代の成長期の子供に夜遅くまでプレーさせる事は、たとえそれが短期間であっても健康上好ましくありません。なので夏季開催にしたいのならドーム球場一択だと思いますね。
